スパイクの威力は筋力じゃない。

あなたはこう思ったことはありませんか?

 

「もっと威力のあるスパイクを打ちたい」

 

「もっと重たいスパイクを打ちたい」

 

「もっとスピードのある球を打ちたい」

 

威力のあるスパイクを打つことができれば

あなたのスパイクはもっと効果的なものに

なるはずです。

 

そのために、

多くの人は「筋力」をつけようとします。

 

主に「腕の筋肉」ですね。

腕立て伏せや、メディシンボールを

使ったトレーニングが代表的ですね。

 

別にそれが間違っているとは

言わないのですが、

 

スパイクの威力をもっと増したいのであれば、

つけるべき筋肉は「腕の筋肉」ではないです。

 

当たり前のことですが、

スパイクっていうのは

「肩」で打つものです。

 

無駄に筋肉をつけてしまうことで

肩(肩甲骨)の可動域が減ってしまうことが

一番怖い副作用です。

 

(しっかりとストレッチをして

力を入れていない時は柔らかい筋肉を

維持してくれれば大丈夫ですよ!)

 

私がLINE@メンバーにいつも言っているのは

「腕の筋肉」をつけるのではなく、

「腕のスイングスピードを速くしろ」という

ことです。

 

そのために必要なのは

「肩の強さ」です。

 

これは筋肉のことではありません。

ボールをしっかりと身体の前で捉え、

手首をリラックスさせた状態のまま、

ボールを叩く瞬間だけ一気にトップスピードに

持っていける技術のことです。

 

これが「ミートする」ということです。

 

筋肉をつけるより、

この意識でスパイクを打った方が、

圧倒的にスパイクの威力は上がります。

 

筋力が100でもミートが下手で

50の力しか伝えられないなら、

 

筋力が80でミートが上手くて

80をそのまま伝えられる方が

スパイクの威力は上がるってわけです。

 

ということで、

スパイクの威力を上げたい人に

オススメの練習があります。

 

まず基本は「ミート練習」です。

何を隠そう壁打ちです。

 

新入生がやらされるアレです。

アレを最低50回は連続で続けられるように

なってください。

 

そしてその上で次のステップがあります。

 

それが、

「バスケットボールを使った壁打ち」です。

 

バスケットボールを叩くのは

最初は痛いと思うんですが、

 

ボールが重たくて大きい分、

腕のスイングが速く、

よりピンポイントで力を込めることが

できなければ、

 

連続で続けることは難しいでしょう。

 

何事も土台が大事です。

 

ぜひやってみてください。