2021年感じたことと2022年の展望!

皆さま、遅ればせながら、

新年明けましておめでとうございます。

そして、お久しぶりです。

 

このブログや、

インスタグラムでの発信を始めて、

早3年の時が過ぎました。

 

最初は誰にも見向きもされず、

自分からフォローしたり、

メッセージを送っても、

 

「誰ですか?」

「怪しい人ですか?」

 

そんな言葉しか返ってこず、笑

(まあ私が逆の立場だったらそうだろうなとは

思いますが笑)

 

そんな状況から、

今では個人サポートをした選手は80名を超え、

インスタグラムのフォロワーさんは

4,600人を超えました。

 

いつも私の投稿を見てくれたり、

メッセージをくれたりして、

本当にありがとうございます。

皆さんの反応やメッセージが、

本当に私の活力になっていました。

 

そんな私の2021年のインスタグラムの投稿は、

6/28で止まっております。

その日に私はこの活動を辞めようと

思っていました。

 

「やりたいことの視点が少し変わったこと」

「それに自分のキャパシティが

 追いつかなかったこと」

 

が理由です。

 

「やりたいことの視点が少し変わったこと」

 

これは何かと言いますと、

今までバレーボールしかやってこず、

バレーボールしか知らなかった私ですが、

この活動を通して、スポーツ業界で活躍する

様々な職種の方々とお会いし、

そのお仕事を知る機会がありました。

 

現場で働く指導者、トレーナー、

栄養士、審判員にとどまらず、

 

クラブチームを運営するフロントスタッフ、

経営陣の方々、マネージャー、エージェント、

 

大会運営や演出を請負うイベント会社、

報道カメラマン、各競技の協会の方々、

クリエイティブ職の方々などなど…

 

今まで、競技とそれを取り巻く選手にしか

目がいかなかった私ですが、

スポーツが、どれだけの人の力に支えられ、

どれだけの人の知恵を結集させ、皆さまが楽しめる形に

昇華されているのか、

こんな当たり前のことにようやく気がついたのが

2020年のことです。

 

その年、私が所属しているコミュニティで

クリエイティブに特化したキャンプが開催され、

私もそのキャンプに参加しました。

 

(クリエイティブとは、

英語で「creative」で直訳すると「創造すること」という意味です。

わかりやすい職業でいうと、

デザイナーやライター、フォトグラファー、動画編集者のことなどを

指してクリエイターと言ったりしますね)

 

私が初めてこの分野に興味関心を持ったのは、

2019年に日本で開催されたラグビーW杯の

PVをみたときです。

 

いきものがかりさんの歌う「ジュピター」を

バックミュージックに、

様々な国のラグビー選手たちの

 

鬼気迫る表情、激しいぶつかり合い、

歓喜の涙や、

 

力の限り選手たちに声援を送る応援席が

映し出されていました。

 

勇気をもらった人も、自分の夢が

この瞬間に決まった子供たちも、

たくさんいると思います。

 

アスリート自身は、その一瞬のた目に

多くのものを犠牲にし、弛まぬ努力を続け、

成長し、そして、多くの人が一体となり、

戦うアスリートを応援し、一喜一憂させてしまう。

 

私は率直にこの映像を見た時、

目頭が熱くなる感覚がありました。

同時にこの感覚って素晴らしいことだなとも

素直に思いました。

 

私の父親はラグビー選手だったので、

小さい頃からラグビーの練習場や試合は

よくみに行く機会がありましたが、

 

今までで一番、

ラグビーってこんなにかっこいいスポーツなんだ」

と思ったのです。

 

クリエイティブの力を使うと、

わかりづらいことや、

言葉で上手く伝えられないことを、

伝えることができるようになります。

 

スポーツやアスリートは、

わたしたちが想像するよりも

遥かにかっこよく、もっと魅力的に魅せることが

可能なんだなと。

 

スポーツそのものの魅力でもありますが、

やっぱりそうさせているのは

クリエイティブの力だな〜と思いました。

 

私のこの文章でどれだけ伝わっているか

わかりませんが、笑

私にとっては結構革命的で、

それでもってめちゃくちゃ興味を惹かれてしまって、笑

なんだかこの分野を極めてみたいと

思ってしまったわけです。

 

私は今まで教育にしか関心がなくて、

なぜかずっと将来の夢は学校の先生で、

スポーツを通して、子どもたちが自分の夢を

見つけたり、それを追いかけたり、

 

赤の他人のことを思いやったり、

仲間と本気でぶつかり合ったり、

 

夢がなくても、自ら問題解決し、

成功体験を積む経験をしてくれたら、

 

「自分が経験させてもらったものを、

今度は自分が導いてあげられたら

 

私はたぶん幸せだな〜って

そんな感じで思っていました。

 

でもその後のことを考えたことは一度もありません。

自分の中で、「スポーツ=部活」とどこか

割り切っていたところがあるからだと思います。

 

学生のうちに本気でスポーツに取り組んだ先にあるのは、

「プロ」という選択です。

 

もちろん、選手にならなくても部活動で学んだことや

積んできた経験が無駄になるとはこれっぽっちも思いません。

 

でも、だから本気で「プロ」を目指さなくていい理由や、

スポーツ業界は稼げない、という風潮を

正当化していい理由にはならないと思います。

 

いくら一生懸命バレーボールを頑張って、

日本代表に憧れて、やっとの思いでプロになって、

その世界を夢見させといて、

実際に入ってみたら生きていくのも精一杯、

これが現状だと思います。

 

本当にスポーツだけで食べていける人なんて

ほんのひと握りです。

 

それがいけないということではなく、

そんな業界を変えていきたい、という思いが

自分の中でどんどん強くなっていきました。

 

その力がクリエイティブにはあると思います。

スポーツの3大収益源は、

 

①入場料収入

②スポンサー収入

③物販

 

この3つです。

 

この3つをいかに大きくしていくか、

この3本柱以外に、どんな柱を作ることができるか、

スポーツ業界がこれから成長していくには

この視点がかなり重要です。

 

しかも、新型コロナの影響により、

①の入場料収入は増えるどころかほぼ半減、

ということは、減った分をどこかでカバーしなければいけない

という状況です。

 

コロナにより、これまでより一層、

新しいことを求められています。

 

スポーツに青春を捧げている中高生を

指導している以上、その未来もちゃんと作っていかなくては、

スポーツ業界をアップデートし、

経済的にもイメージ的にも、魅力ある業界に

していかなければなりません。

 

アスリートの価値と、スポーツの価値をもっともっと

高めていくために、さまざまな方法があるかと思いますが、

私は一番心動かされる、クリエイティブの分野で

活動の場を広げていきたいと思っています。

 

そのために、今様々な活動をさせてもらっています。

 

「それに自分のキャパシティが追いつかなかったこと」

 

ここまでつらつらと志だけは一丁前に

書かせていただきましたが、

実際いつもギリギリで生きております。笑

 

こっちの活動は本業ではないので、

平日の週5日間は、普通に会社員として

出勤し、普通に残業して帰宅します。

 

大学生の頃はこれしかやることがなかったので、

とにかくフルコミットすることができ、

個人サポートもつきっきりで行うことができていました。

(体育館を貸し切ってマンツーマンで指導したことも笑)

 

ただ社会人になるとそうとはいかず、

新入社員ということもありましたが、

帰宅すればもう何もする気力が起きないくらい

働いていました。笑

 

結局、サポートしている選手をみることが

できるのは週末の土日のみ。

ただ、土日もさっき言ったように、

別の案件も増えてきたため、やっぱり

つきっきりは難しい。

 

選手にはちゃんと説明して、理解してくれる子たちが

多かったので、本当に助かりました。

そしてごめんなさい。

 

「このまま中途半端に続けていくのは

 選手に申し訳ないな…」

 

という気持ちが日に日に大きくなっていき、

よし、今みている選手のサポートが終わったら、

この活動をやめよう!と思ったのが、

2021/6/28でした。

 

そして、無事に昨年の10月ごろに

最後の選手までサポートを終え、

この活動から離れて2ヶ月が経過して、

今です。

 

今までより時間はできましたし、

気持ち的にもすごく余裕が生まれて、

今までなかなか会えなかった友達や、

やって来れなかったことをたくさんする時間まで

できました。

 

それまでは寝ないで作業することも多かったのですが、

そういったことをして体調を崩すことも減りました。

 

自分が本当は何に心が向いているのかも、

じっくりと見つめ直すことができました。

 

そして、「やっぱりこの活動をもう一度

頑張ってみたい」と思いました。

 

ゆったりとした生活を送ってみて、

自分はやっぱり忙しい方が好きだな、と

思ったのと、笑

 

いろんなスポーツに触れたいと思いつつ、

自分の原点はやっぱりバレーボールだと

再確認することができたからです。

 

今の自分を作ってくれたのは

紛れもなくバレーボールであり、

バレーボールをしていたおかげで

引き合わせてくれた、たくさんの指導者や

先輩後輩、仲間のおかげだからです。

 

休止している間、

この活動のおかげで出会えた教え子は

中学校を卒業して、高校生になり、

春高バレーに出ます!と報告してくれる選手もいました。

 

大学生になって、

バレーボールを続ける気はなかったけれど、

やっぱりもう一度挑戦したいという気持ちになって、

今でも競技を続けていると報告してくれる選手もいました。

 

自分の子供が、今まで積極的に

練習にいくことはなかったけれど、

最近は家でトレーニングをすることが日課になった

と報告してくれる親御さんもいました。

 

そういう1つ1つの嬉しい出来事を

共有できるこの活動は自分にとって

とても尊いものだ思いました。

 

私の原点はこういうところだよな〜って

 

本業の仕事もだいぶ慣れてきて、

業務量は減るどころか増えていますが、笑

それでも体力的、気持ち的余裕は

今までよりもあります。

 

なので、流石に大学生の頃のような

メニューは考えられないかもしれないけれど、

また違った形で私の持てる価値を

余すことなく皆様にお伝えできれば良いなと

思っております。

 

どういう形式にするかは考え中〜

1月中には、お伝えできればいいな〜

 

そんなこんなで、とりあえずやりたいことが

ありすぎて時間が足りない!というお話を

しただけですが、2022年はまたこの活動を

ゴリゴリに動かしていきたいと思います!

 

あとは最近Bリーグ観戦と登山にハマっておりまして、

ホームゲームはできるだけみにいきたいし、

登れる山はとりあえず登っていきたいです。笑

 

ぶっ倒れるまでやるぞ〜!という気概でおりますので、

どうか皆様、本年も宜しくお願い申し上げます。